21年春シーズン 18きっぷ2回目の様子です。
東京発の上越新幹線で最初の列車である「とき301号」を半額商品で利用し、新潟駅へ。
新型車両のGV-E400系快速「あがの」にて、新津まで乗ると・・・
C57-180と12系7両で編成を組んだ人気観光列車「ばんえつ物語」が、いつも通りホームに停車しています。
しかし、(一度乗ったことのある方ならわかるかも)SLの向きがヘンですね。会津若松方面であれば、逆向きに据え付ける必要があるのですが・・・
実は、今日は磐越西線には行きません。
ばんえつ物語(新津~会津若松)のシーズンが始まる前の3月末に、村上市で行われる人形さま巡りイベントにあわせ、羽越本線への出張運転が行われることがあります。
2019年はSLの検査、2020年は感染症の影響で見合わせとなり、今年は新津から片道のみ設定されました。
告知されたのが2月中旬でしたので、指定席確保は容易でした。
つつがなく出発。村上までは2時間弱の道のりです。
キハ110系がぴったり並走してきました。
ばんえつ物語の客車はファミリーでも楽しめるように、遊び場を備えた展望車と、窓の大きなロビーカー、さらにグリーン席を連結しています。
通常の運行区間は山間部にあたるのに対し、ひな街道号ではずっと平野部を走行。
新発田では長時間停車がありました。
貴婦人とよばれるC57を編成写真でおさめることができました。
E129系と運行区間が重複していないため、このシーンも珍しいか?
SLとなれば、やはり沿線も、カメラを持ったファンと、見物に来た地元民でにぎわいます。何本か河川を渡りながら進み・・・
11時前に村上に到着です。
直流区間の北限として知られています。
さて、SLを横目に「海里」で先へ進みましょう。写真は停車時間のある桑川にて。
2019年10月デビューの観光列車です。旅行商品では、沿線のイタリアンや料亭が提供する食事が楽しめます。
HB-E300系はハイブリッド気動車で、羽越本線(新潟~酒田)以外での運転も時折実施。
酒田に到着後、陸羽西線で新庄へ
山形新幹線の「とれいゆつばさ」に乗ります。
E3系の改造車でして、基本は在来線区間のみの運転。
今回はスルーしましたが、別料金で足湯が利用できます。
元普通車はお座敷形式、元グリーン車は内装を変えずに普通車として売られています(お得)
天童からは普通列車をひたすら乗り継いで帰りました。板谷峠で日が沈み、新宿駅で午前0時をまたぎました。